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督促業務について備忘録

おはようございます。Suunaです。

私は現在、ある不動産関係の職種で督促業務を担当しています。

この仕事に就いて早、3年弱。

家賃、月極駐車場、トランクルームなど、使用料金を払わない(すなわち滞納)されるお客様が意外と多い事実を知りました。

家賃は高額なのでうっかり1ヶ月払えないことがあるかもしれませんが、数千円の月極駐車場使用料を複数月に渡って払わない方がいることに驚きました。

世の中まだまだ不景気なんですかね・・・?いえ、恐らくは払う意思がないんだと思います。

ネットや何かで稼ぐ人が増えている昨今ですが、サラリーマンの多くは本業一本、会社からの給料のみで生活している方がほとんどです。だいたい毎月もらう額が決まっているので、後はそのお金を優先順位に基づいて消費していくのです。第1に家賃、第2に食費、第3に水道光熱費・・・なんて感じに。つまり、滞納が続いている方はお金は充分にもらっているけれど、支払う意思が弱いために返済が滞っている可能性が考えられます。中には、自己破産寸前で本当にお金がなく困窮している様なケースもありますが、それはかなり稀です。滞納のほとんどは、お客様による支払い意思欠如の甘えに過ぎないと私は考えます。

そこで、備忘録として日々、私が督促業務の中で意識していることを書いていきたいと思います。

 

・期日を設ける

支払いに当たって具体的な期日を設けましょう。

『いついつまでに必ず払います』といった言質をしっかり取ることが大切です。

約束の期日を設けることが出来れば、支払いがなされなかった際にそこを突くことが出来ます。『支払い期日までずっと待っていたが、残念ながら入金がなかった』と伝えれば、通常の相手であれば多少罪悪感も発生するはずです。

・しつこく連絡を取る

督促の電話は心理的にかけ難いものですが、ここは仕事と割り切ってバンバンかけていきましょう。携帯に出なかったら、電話番号にショートメールを送付。勤務先の電話番号が分かれば迷わず電話。相手は嫌がりますが、滞納する方が悪いんですから気にすることありません。相手がコンタクトを取ってくるまでバシバシ連絡とりましょう。

・少額でもいいので払ってもらう

会話の中で、「今、金銭的に厳しいので支払いを待ってほしい」と言われたら具体的にいくらまでなら今すぐに払えるか聞き出し、払ってもらいましょう。これは、相手に支払う癖をつけるためです。そして、支払いの優先順位の意識を上げてもらうためでもあります。支払いに一度手を付けると、自然と綺麗にしようという意識が芽生えるようです。

・アメとムチを使い分ける

督促というと、とにかく払ってくれ!こっちは困ってるんだ!とひたすら取立るイメージがありますが、ゴリ押しのみでは意外と上手くいきません。少額でもお金を払ってくれたり、約束の期日に相手から支払い猶予の相談連絡を受けた際には、心を仏にして優しい言葉をかけてあげましょう。これは相手に支払うやる気を与えるために効果的です。

・真剣味を伝える手段に出る

これらの手段を試みても一向に相手が支払う意思を見せない時には、心を鬼にして強行手段に移り始めます。内容証明郵便を送付し、期日を設けた上で使用中のサービスを中止したり解約したりします。

 

以上、督促について書いてみました。最後に留意点ですが、督促は短期決戦が重要です。滞納は極力、敷金額の範囲内に抑えるよう管理することが大切ですね。

回収業務を担当している方に少しでも参考になれば幸いです。