「40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法」を読んで思ったこと、感じたこと【TOEIC初心者オススメ】
おはようございます。Suunaです。
先日、宅建の試験が終わり、また何か資格勉強にチャレンジしたいなーと思っていたところ面白い本に出会いました。
その名も「40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法」です。
超長いタイトルですね!
これからTOEICを勉強しようという方にオススメ出来ると思ったのでまとめてみます。
・波乱万丈な著者の人生
筆者は就職氷河期をモロに経験した苦労人のようで、40代になるまでマトモな仕事に就けなかったらしいです。アルバイト、派遣の警備、日雇いの仕事など日銭を稼ぐ日々に嫌気がさし、ある日人生を変えるためTOEIC勉強に一念発起。著者独自の勉強法で見事900点オーバーを達成され人生が変わったと言います。この本はその勉強法を丁寧に説明している良書です。とりあえず最後まで読みましたが、早速この勉強法を試してみたくなりました。
・どのような勉強法なのか
著者が勧める勉強法は下記の通りです。
①日本語訳を読む
②英文を読む
③解答・解説を確認する
④英文を読みながらCDを聞く
たったこれだけのことを繰り返すだけでTOEICで900点を超えることが出来るらしいです。簡単ですね!個人的に感じたコツは、まず日本語で内容を理解することだと思います。初心者がいきなり英文と闘ったって理解できるはずがありません。理解できないとは頭に入ってこないということでもあります。TOEICは範囲の限られた知識テストなので、知識が頭の中に積み重らない勉強法は問題でしょう。
では、勉強法について詳しく書いていこうと思います。
・教材は公式問題集に絞る
まず、教材を公式問題集のみに絞ることが必須とのこと。
巷ではTOEIC関連書式が溢れかえっていますが、全て要りません。単語集も文法集も辞書も不要!あるとかえって勉強の効率を下げてしまい逆効果になる恐れがあるとのこと。この発想が目からウロコです。
決心したら、他の教材は買わず公式問題集のみ5、6冊揃えましょう。
(本屋で買うよりネットで買った方が安いです。)
・いきなり問題を解かない
当ブログ最初に触れた通り、いきなり英文を読まないでまずは日本語訳を読みましょう。それから英文を読んだ方が頭に入るからです。
これは試験勉強の鉄則を地で行っています。それは過去問重視の勉強法であることです。問題は解かずに解答・解説と合わせて覚えてください。問題集はあくまで参考書として使ってください!
・とにかく反復する
とにかく何度も反復が必須です。
これも試験勉強の鉄則です。
・短期決戦で臨む
大人の記憶は子供のそれと違って非常にあやふやなものですから、長期の勉強は最初に覚えた知識が薄れてしまうため非効率です。
やるならなるべく短期が良いでしょう。働いていたりして時間がない方は一日2時間の勉強時間を確保して5ヶ月プランで試験に臨むと良いようです。
この本ではそのスケジューリングも解説しています。
・回り道をしない
無駄な参考書、長期の勉強、非効率な勉強法・・・それらを排除した最もスコアに直結する手段で勉強することが大切です。当たり前のことですが、意識しないとできなかったりします。
以上、簡単にですが本の内容をまとめてみました。
この本はあくまでもTOEICのスコアを向上させるためのもので、実践的な英語力を向上させるものではないですね。それでいいんです。そういった英語力を向上させたいなら、英字新聞読んだり、TED見たり、海外留学したり人それぞれやりたいことをやればいいと思います。TOEICは所詮、資格の試験。ならばその王道を行けば必ず点に結びつく。原点を思い出させてくれた素晴らしい本でした。
私もこの本のやり方で勉強してみたいと思います。まずは公式問題集を揃えるところからですね。